顎関節症の原因はさまざまで、歯並びが悪いことや寝ている間に歯ぎしりをする・歯を食いしばる癖・入れ歯が合っていない・頬杖の癖などがあります。急激なストレスを感じることやうつなどの精神的な要因からでも顎関節症になる引き金になるケースもあります。左右どちらか一方のみで噛む癖がある場合なども顎関節症の原因になります。近年ではパソコンやスマホを長時間操作することで発症すると言われています。



顎関節症の症状については、口を開くときに顎関節が痛んだり、顎を動かす筋肉が痛んだりします。またこめかみや頬の周辺に痛みを覚えることもあります。十分に口を開けることができなくなったり、口の開け閉めの際に顎関節がカクカクやゴリゴリという不快な音がするなどの症状も多いです。



顎関節症になると全身にも症状が現れることがあり、耳鳴りや肩こり・片頭痛・めまいなどを引き起こすこともあります。症状が悪化すると口を開けようとしなくても顎関節が痛んだり、口が開かなくなったりするので注意が必要です。